WSL2上のUbuntu20.04にPostgreSQL13をインストール
目次
WSL2の設定とUbuntu20.04 LTSのインストール
普段はmacOSもしくはVirtualBox Vagrant Ubuntu環境上でPostgreSQLを使っている
以前の記事
Ubuntu18.04にPostgreSQL10.5をインストール - ローイングファンのプログラミング日記
今回はWSL2環境に挑戦した
WSL2の設定は下記のガイドとおりで問題なく成功
docs.microsoft.com
Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイド
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10
UbuntuのインストールもMicrosoft Storeから問題なく成功
インストールしたUbuntuを立ち上げてユーザ名、パスワードを登録してapt upgrade
までしておく
パスワードはsudoコマンドを使うたびに必要になるので覚えておく
$ apt update $ apt upgrade
PostgreSQLをインストール
次のページ通りにインストール
日本PostgreSQLユーザ会
ダウンロード > Linux (apt) > Apt
https://wiki.postgresql.org/wiki/Apt
# keyをインポート $ sudo apt install curl ca-certificates gnupg $ curl https://www.postgresql.org/media/keys/ACCC4CF8.asc | sudo apt-key add - # リストに追加(Ubuntu20.04の場合はfocal-pgdg) $ sudo sh -c 'echo "deb http://apt.postgresql.org/pub/repos/apt $(lsb_release -cs)-pgdg main" > /etc/apt/sources.list.d/pgdg.list' # アップデートしてリストに追加 $ sudo apt update # PostgreSQLとpgadmin4をインストール $ sudo apt install postgresql-13 pgadmin4
PostgreSQLの設定
まずインストールできたか確認
$ psql --version > psql (PostgreSQL) 13.0 (Ubuntu 13.0-1.pgdg20.04+1)
サーバーを起動する
systemctl
やpg_ctl
コマンドは使えなかった。別途設定が必要らしい
なのでservice
コマンドで起動
$ sudo service postgresql start # Ubuntuユーザのpassワードを入力 > * Starting PostgreSQL 13 database server
ロールをつくっていく
まずpostgresユーザーでログインする
$ sudo -u postgres psql > Type "help" for help. > postgres=#
Ubuntuのユーザ名でログインできるようにする
postgres=# create role [Ubuntuのユーザ名] with login createdb; > CREATE ROLE
postgresユーザーのパスワードを変更する
postgres=# alter user postgres password 'postgres'; > ALTER ROLE
postgresユーザからログアウト
postgres=# \q
psqlコマンドをためす
$ psql -l # データベースの一覧表が表示されたら成功
これでpostgresユーザにログインしなくてもpsql
コマンドが使える
操作が終わったらサーバーを停止
$ sudo service postgresql stop > * Stopping PostgreSQL 13 database server
Visual Studio Codeの拡張
次のページ通りに設定するとWSL2のファイルが簡単に扱えるようになる
docs.microsoft.com
Windows Subsystem for Linux で Visual Studio Code の使用を開始する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/tutorials/wsl-vscode